新宿駅西口・西新宿で江戸前天ぷら。ランチ・ディナーはカウンターがおすすめ
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- 03-3342-5601
〒160-0023
東京都新宿区西新宿1-5-1 小田急ハルク1階 [Google Map]
- 営業時間
- /11:30~13:45(L.O.13:15)
17:00~21:30(L.O.20:30)
※日曜日・祝日はランチ営業なし
- 定休日
- / 水曜日
伝統を受け継ぐ
〝本物〟の江戸前天ぷら
明治36年創業と長い歴史を持つ、老舗天ぷら屋「天兼(てんかね)」。当店は新宿駅からほど近い、西新宿に店を構えております。創業時から変わらない手法で、江戸前天ぷらをご提供してまいりました。現在は四代目がその味を受け継ぎ、本物の美味しさをお届けすることを信念としています。接待や会食などの特別なお席に相応しいコースをご用意おりますので、昔ながらの風情ある店内で、真心のこもった品々をご満喫ください。
天兼の歴史
始まりは明治36年。
まだ天ぷらや寿司は屋台で商売をするのが主流だった頃。初代 石鍋兼吉が、四谷伊賀町(現・四谷三丁目付近)で天ぷら屋台を創業いたしました。
銀行家のお得意様のありがたいお声がけで、新宿三越裏に「天兼」として店舗を構えることになったのは、大正になってからのことです。
昭和に入り、兼吉は子の七郎を職人として育て上げます。
こうして家族で商売をし始めた矢先、不運にも第二次世界大戦が勃発。戦後、運良く無事に帰還した七郎が目にしたのは、跡形もなくなった店の姿でした。
七郎は再建を目指し、コロッケを売りながら資金を貯めることにします。そこでもまた、別の方から「土地を無償で貸すよ」とお声がけいただき、新宿角筈に店を構えることができました。
しかし昭和30年頃、小田急百貨店の建築に伴い店は取り壊しに。百貨店の一画に移転することとなり、昭和36年に完成したのが現在の店舗です。
西新宿に今日、暖簾を掲げる「天兼」は、これまで幾度もの逆境を乗り越えてまいりました。天兼の今があるのはすべて、周りの方々の支えがあってこそだと思っております。
故に、皆様とのご縁に感謝しながら日々精進していくことが、私どもの務めです。
四代目店主
石鍋 仁
三代目女将から店を引き継ぐにあたり、初代から直に教えを
受けた二代目の技術や味を再確認することで美味しさを追求。
〝本物の江戸前天ぷらを提供したい〟との思いで、
日々天ぷらと向き合い続けています。
こだわり
揚げ油
江戸時代中期より続く伝統技法で作られる関根油店様の「玉締め絞り胡麻油」を軸に、菜種とコーンを主体としたサラダ油を、独自にブレンドして使用しております。
出汁
鹿児島県枕崎産の鰹節のみを使用。
本節のまま仕入れ、出汁をひくたびに削ることで、風味の生きたかつお出汁になります。
もとつゆ
二代目より切らすことなくつぎ足している「もとつゆ」。醤油、味醂、砂糖を代々伝わる割合で火にかけて作る基本の味です。
お新香
推定60年以上のぬか味噌は、先代から伝わる年代物。
ぬか床に毎朝丁寧に手を入れることで、変わらぬ美味しさをお届けしております。
空間
昔ながらの風情ある店内には、テーブル席と2種類のカウンターをご用意。掘りごたつ式のお座敷カウンターは畳に座布団という和の趣で、凛とした雰囲気が漂います。
普段のお食事のほか、接待やご会食といったビジネスシーンにも最適です。